メタのマーク・ザッカーバーグCEOは7月5日、立ち上げから24時間も経たないうちに、スレッズが3000万人の登録者を集めたと発表した。
これらの登録者には、キム・カーダシアンやカイリー・ジェンナー、ダライ・ラマ、ジェニファー・ロペス、シャキーラ、ゴードン・ラムゼイ、マイケル・ストレイハン、エレン・デジェネレスなどの大物が含まれている。
さらにネットフリックスやNBA、マイクロソフト、マクドナルド、PlayStation、ウィンブルドン、フォード、チャールズ・シュワブ、BBCなどの大手企業やブランドもアカウントを開設した。
ザッカーバーグやジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、マイケル・ブルームバーグなど、世界で最も裕福な15人のうち4人が認証済みアカウントで登録しており、マーク・キューバンやリチャード・ブランソンといった著名なビリオネアも参加している。
しかし、世界で最も裕福な人物であるイーロン・マスクはスレッズに登録していない。このSNSの最大のライバルであるツイッターを所有している彼が登録する可能性は低い。
また、クリスティアーノ・ロナウド、バラク・オバマ、テイラー・スウィフト、インドのモディ首相を含む、ツイッターで最もフォローされている上位10人のユーザーたちはすべて、今のところスレッズには登録していない。
ザッカーバーグは、このアプリがツイッターから市場を奪う試みであることを明言している。「私は10億人以上の人々が利用する公共の会話のためのアプリがあるべきだと思う」と彼はスレッズの投稿で書いている。「ツイッターはこれを実現する機会があったが、成功しなかった。うまくいけば、我々はそうなるだろう」
スレッズの立ち上げは、ツイッターの運営が混乱に陥った中で行われた。資産運用会社フィデリティによると、マスクの物議を醸すリーダーシップの下、ツイッターの5月時点での企業価値は150億ドルと、彼が買収時に支払った440億ドル(約6.3兆円)の約3分の1にまで下落した。
(forbes.com 原文)