SF映画では、通信相手が目の前に3D映像になって現れるシーンをよく見ます。『スター・ウォーズ』では銀河帝国の皇帝がホログラムで現れてダース・ベイダーにあーだこーだ言う場面は印象的でしたが、あれがほぼ現実のものになりました。ビデオチャットの相手がリアルタイムの3D映像で投影されるシステム「brightvox 3D meet」のプロトタイプが完成し、2023年8月からデモ環境レンタルが開始されます。
brightvox 3D Meetは、そのシステムを使い、送信者の3Dスキャン映像をリアルタイムで相手のbrightvoxディスプレイに表示させます。解像度はいまひとつですが、じきに高解像度化されていくものと思われます。そうなれば、ビデオ会議での相手の表情がさらに細かく把握できたり、機械モデルなどを3D映像で送って細部を共有できたりと、通信の情報量が飛躍的に多くなることでしょう。そんな日は、もう目の前です。