フジ医療器では2011年から毎年調査をしているとのことですが、毎年8割を超えるお父さんが疲れを感じているとのことです。
もっとも疲れを感じている世代は30代で、93.5%というほとんどのお父さんが疲れている状態。全体を見ても、働き盛りのお父さんがその傾向が強く、60代、70代になるとだいぶ減る傾向にあります。
疲れを感じているお父さんに、身体的なのか精神的なのか問うたところ、どちらもが53.4%、身体的のみが40%という結果に。身体的の主な原因としては、仕事と回答したお父さんが49.4%で、続いて加齢が39%、家事が4.3%となっており、年齢や家庭のことよりは仕事がいちばん心身ともに負担をかけているようです。
一方で精神的な疲労に対しては、仕事と回答が59.4%で、2位の人間関係(14.3%)、3位の加齢(13.8%)を大きく引き離しています。働き盛りの世代が仕事のストレスから解放されることは難しいと思いますが、働きやすく人間関係も良好な職場にすることが、精神的な疲労軽減につながることになります。
ちなみに、疲労の解消法のトップ3は、睡眠をとる(59.3%)、入浴をする(48.8%)、お酒を飲む(39.7%)で、身体を癒やしつつストレスを解消する行動を多くの人が行っています。4位には運動・散歩・ストレッチなど体を動かす(37.2%)がランクインしており、健康面にも気を使うお父さんも増えてきているようです。
筆者もなんとなくふだんから疲れを感じていますが、意識して疲労解消するという行動はしていないかもしれません。健康のことも考えて、ちょっと身体を動かし、心身ともにリフレッシュするようにしたほうがよさそうです。
出典:フジ医療器「第13回 お父さんの疲労事情と解消法調査」より