LiLz
調達額:5億9000万円調達先:JICベンチャー・グロース・インベストメンツ(リード投資家) / 三菱UFJキャピタル / 東京センチュリー / DIMENSION / OSTC投資事業有限責任組合
備考:シリーズBラウンド
アナログメーターの目視巡回点検を効率化するクラウドサービス「LiLz Gauge」や、効率的な音検索を可能にする「LiLz Sound Search」を提供するスタートアップ。
「LiLz Gauge」は低消費電力IoTカメラと機械学習を活用し、アナログメーターの目視巡回点検を効率化するクラウドサービスだ。
1日3回撮影で約3年連続動作するIoTカメラにより、電源の無い場所でも計器の遠隔点検が可能。
また、画像解析と機械学習により点検時の計器値の入力作業をサポートする。
「LiLz Sound Search」は同時に複数の音を解析することが可能であり、タグ付けという作業によって精度の高い検索が可能だ。
長い時間と多くの労力を必要とした従来の音検索を、簡単かつ効率的に行うことが出来る。
2023年4月には、シリーズBラウンドにおいて、JICベンチャー・グロース・インベストメンツをリード投資家とし、三菱UFJキャピタル、東京センチュリー、DIMENSION、沖縄科学技術振興センターを引受先とした第三者割当増資により合計約5億9000万円の資金調達を実施した。
2021年のシリーズAラウンドおよびこれまでの融資による資金調達累計額は約10億円となった。
今回調達した資金をもとに、化学プラントやガス業界で切望されている防爆対応のIoTカメラの開発および量産化を推進し、海外展開が可能なプロダクト開発および組織体制作りを進めていく予定だ。