estie
調達額：16億円調達先：商工中金 / 三菱UFJ銀行 / みずほ銀行 / 三井住友銀行 / 日本政策金融公庫
オフィス探しをシンプルにするための物件探索・提案プラットフォーム「estie」などのサービスを運営しているスタートアップ。
「estie」はオフィスを探す企業向けの不動産検索サービス。
物件情報を集約して1箇所で比較できるようなプラットフォームがなく、可視化されている情報もなかった分野において、希望条件を入力すれば不動産エージェントよりオファーが届くというもの。
「estie pro」は各社が異なるフォーマットで開示するPDF資料から必要なデータを自動で取り込み同社のデータベースに反映する。
瞬時に正しい情報をwebソースではなくPDFから取得できることが強み。従来人手によらざるを得なかったものを自動化した。
2023年4月には商工中金、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、日本政策金融公庫による長期借入およびコミットメントライン（融資枠）等による総額16億円の資金調達（融資枠を含む）を実施した。
調達した資金により、商業用不動産業界のユーザーに向け最高の顧客体験を届けることを目的としたWhole Product構想の早期実現に挑むとともに、商業用不動産業界のデジタルシフトを更に推進することで日本経済の発展へ貢献していく方針だ。
HashPort
調達額：12億円調達先：静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合 / MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合 / TSVF1投資事業有限責任組合 / 前澤友作
備考：シリーズCラウンド
“すべての資産をデジタル化する”をミッションに、NFT・SBTを含むWeb3分野への参入支援、国内優良企業によるIEOの支援、スマートコントラクト関連コード監査等のWeb3関連コンサルティング事業を執り行うスタートアップ。
傘下には、NFT特化ブロックチェーン基盤開発、NFTマーケットプレイス開発、NFT活用コンテンツ（ゲーム等）開発等、デジタル空間におけるコミュニケーション基盤の確立に向けたNFT事業を行う「HashPalette」、企業向けデジタル資産保管技術開発、ウォレット関連システム開発、Web3関連システム開発等、デジタル空間における金融基盤の確立に向けたDeFi事業を行う「HashBank」を置き、グループ全体で連携しながらWeb3時代のトークンエコノミーの仕組み作りを推進する。
2023年4月には、シリーズCラウンドの2ndクローズとして、新たに実業家の前澤友作氏や静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合、MSスタートアップ支援投資事業有限責任組合、TSVF1投資事業有限責任組合が出資に参加した。
株式による累計調達額が20億円超になった。今回調達した資金は、エンタープライズ向けコンサルティング事業強化、IP×NFT事業強化、グループ全体での内部管理体制強化への投資に利用する予定だ。
