フォトロンは、2018年からインターステラテクノロジズの「MOMO」ロケットの開発に参加し、打ち上げの撮影や機材提供を行うほか、超小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」の試験では高解像度のスローモーション撮影や画像解析で協力しています。
同プログラム参画企業としての初めての支援では、ロケットの「フェアリング分離放てき試験」の際に複数台のハイスピードカメラでフェアリングの分離挙動を撮影し、3D画像解析を行いました。
フォトロンは、ハイスピードカメラや放送機器などのハードウェアのほか、モーションキャプチャー、動画配信、映像ネットークといった分野でも先端的な技術を開発しています。2019年にJAXAが打ち上げた小型実証衛星1号機「RAPIS-1」の軽量太陽電池パドルには、同社のモーションキャプチャーシステム「6D-MARKER」が搭載されました。
みんなのロケットパートナーズには、現在およそ40の企業や団体が参加しています。そのなかには、大樹町、JAXA、室蘭工業大学などの団体のほか、丸紅、野村総合研究所(NRI)、大林組、荏原製作所、ストラタシス・ジャパン、ユーグレナといった大手企業も名を連ねています。
宇宙利用を通じて地球の課題解決に貢献したいという願いから同プログラムへの参画を決めたフォトロンは、「誰もが宇宙に手が届く未来を共に目指してまいります」と話しています。
プレスリリース