ウェブスターマーケティングが、過去に借金をしたことがある既婚の男女にその理由などを聞く調査をしたところ、借金をした理由の1位は「生活費」で、2位の「ギャンブル」、3位の「住宅の購入」、4位の「車の購入」を大きく引き離しています。
カード決済の場合、分割払いやリボ払いができるので、今月はちょっと使いすぎというときに利用するケースが考えられます。2位のギャンブルというのは、対象が独身者ではなく既婚者にもかかわらず意外と多いんだなぁと筆者は感じました。また、住宅やクルマといった大きな買い物よりも普段の生活のほうが多いことに、思った以上に気軽に借金をしていると感じました。
借りた金額はという問いには、100万~200万円未満がトップ、続いて5万~10万円未満、10万~30万円未満と続いています。生活費での利用が多いため、少額の借金の割合が多いようですが、一方ギャンブルでの借金が100万円~200万円というのは、ちょっと驚きです。
借り入れの手段は、やはり手軽なカードローンが42.4%でトップに。親・家族からの借り入れが26.4%で2位になっており、利息がかからないかもしれませんが、口頭での借り入れも多そうなので、トラブルの心配もあります。
最後に返済方法としては、身内から借りるがもっとも多く27.6%続いて債務整理(自己破産意外)が14.9%となっており、計画的というよりは「なんとかなる」という考えで借金をしてしまい、あとで困るというパターンが多いのではないかと思われます。
ギャンブルで返したという人が1.9%もいますが、一発逆転ではなく返済できるかどうかを今一度考えて借り入れすることが将来のためにも重要なことではないでしょうか。
出典:いつのマニー「【借金をした理由は?いくら借りた?】男女322人アンケート調査」より