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2023.04.25

事前のカウンセリングで徹底対話 リムーバブルな眼内コンタクトレンズ「ICL」

裸眼のような快適な生活を可能にする、レーシックに次ぐ屈折矯正手術が、眼内にコンタクトレンズを埋め込む「ICL」だ。クオリティ・オブ・ビジネスの向上にもつながるその技術について、現場に立つ医師が対話するシリーズ第2弾!


“目覚めてすぐの仕事”を可能にするICL

朝起きてすぐ、何の準備もなくクリアな視界を得られるのは、忙しいビジネスパーソンにとって、クオリティ・オブ・ビジネスの大きなアドバンテージだ。

そんな裸眼のような生活が可能になる、視力矯正術として、グローバルで注目されているのが「ICL」だ。レーシックも裸眼のような生活可能という点では同じだが、レーシックは角膜を削って矯正するのに対し、ICLは眼内にコンタクトレンズを埋め込む。

そうしたICLについて、5万件以上の屈折矯正手術を手がけてきた「アイクリニック東京」執刀責任者 北澤世志博(以下、北澤)が、現場の医師と対話する連載シリーズ。第2弾のゲストは、日本国内でわずかしか存在しない「ICLエキスパートインストラクター」であり、日々サージャンとしてICL手術を行っている「南青山アイクリニック東京」副院長 三木恵美子(以下、三木)だ。

リムーバブルが特徴の視力矯正手術「ICL」の普及について


「ICL」のグローバルでの普及状況を教えていただけますか。

北澤:現在、ICLはヨーロッパを中心に世界80カ国で使用されており、200万枚以上のレンズがインプラントされている実績があります。日本ではICLに厚生労働省の承認が下りてから、すでに10年余。ICLの知名度も広がり、屈折矯正手術に占めるICLの割合は、大きく高まっています。

普及の背景はどの国も共通で、「見え方に納得がいかない場合は、埋め込んだレンズを交換できる」というリムーバブルな特徴が人気の理由のひとつです。

多忙なビジネスパーソンからは、「朝起きてすぐ仕事に取りかかれる。スタートが違う」という意見がやはり多いですね。

今回のゲストの三木先生は、「南青山アイクリニック東京」にて、そうしたICL手術を数多く行いながら、後進の指導にも積極的な女性医師です。

見えるようになるだけでなく、“見え方”までサポートしたい

北澤:10年以上前、学会でお会いしたころから三木先生は、屈折矯正手術に強い関心をもたれていました。現在は「南青山アイクリニック東京」で、数多くのICL手術を手がけていますが、ICLの普及状況をどのように感じていらっしゃいますか。

三木:ICLの認知が急速に高まっているように感じます。実際にICLを希望されて検査に訪れる方も増えました。来院者の中心は口コミです。

北澤:私が眼科医になった30年前は、女性の眼科医志望は珍しかったのですが、いまはほぼ半数が女性です。まさに女性活躍の舞台となっている。三木先生はなぜ眼科医になろうと思われたのでしょうか。

三木:もともと繊細で細かい技術が大好きで、手先も器用だったことから、手術などで人を治す外科系の医師になりたかったのです。そのなかでも特に眼科医を目指したのは、やはり女性の繊細な面が、役立てられると思ったからです。力の面でも、男性との差を感じることはありません。当初は白内障手術が発展していた時期で、使用する機器も方法も日進月歩で進化しており、刺激的で楽しい日々を送っていました。

白内障手術を数多く手がけるなかで気づいたのは、患者さんは白内障を治療して単純に見えるようになればいいと思っているわけではなく、術後の“見え方”に非常にこだわられるということでした。その要望に応えるためには、病気治療の域を超える必要があります。そこでレーシックやICLなどの屈折矯正手術に興味が湧きました。

術後の“見え方”を気にされる 患者さんが多い。 三木恵美子

術後の“見え方”を気にされる 患者さんが多い。 三木恵美子


北澤:確かに、ICLは病気ではない健康な目に対して行います。その分責任も大きい。三木先生は手術時にどのようなことを心がけていますか。

三木:事前のカウンセリングの段階から、徹底的に説明していくことです。どの程度の矯正度が適しているか、どんな不安を抱えているかは患者さんによって違いますから、しっかりとヒアリングすることも重要です。

私が女医ということもあり、特に女性患者さんからの相談は多いですね。

例えば、女性の場合は、コンタクトレンズで目の乾きに悩んでいることが多いですね。あるいは、術中の痛みの程度や、術後すぐにメイクができるかといった不安もよく聞かれます。私は術前にそうした不安をできるだけ解消することが、大切だと思っています。患者さんに安心して手術を受けていただけることが重要で、そうしたことがよりICLの普及につながると思うのです。もちろん手術中も、患者さんが不安や緊張を感じないように、適度な会話を心がけています。

北澤:理想の手術は、そうして医師と話しているうちにいつの間にか終わっていることですね。手術は死角からメスを入れていきますので患者さんには見えないですから。

三木:あとは術後しばらくして、連絡が来ることもあります。ICLの手術のことではなく、周辺のまつげやまぶたの悩みなどについてもよく相談を受けますね。細かいところまで、よく見えるようになって気づくこともあるのだと思います。

後進の眼科医に広め、誰もが全国どこでも受けられる環境に

三木先生が認定された「ICLエキスパートインストラクター」とは?

北澤:レーシックと違い、ICLは内眼手術の範囲になります。そこで同範囲の白内障手術の技術をもつ医師のみに、ライセンスを出す仕組みをつくる必要がありました。ライセンス制にするということは、当然正しく眼科医を指導できるインストラクターが必要なので、その認定制度として「ICLエキスパートインストラクター」があります。三木先生はそのわずか一握りのエキスパートインストラクターに認定されました。特に女性の医師は貴重な存在です。ぜひ多くのICLの執刀を希望する眼科医に指導をしていただき、普及に一役買っていただきたいと思っています。ICLが普及していくためには、三木先生のような女性の医師や、地方在住の医師などの多様な眼科医が執刀できる環境づくりが鍵になるはずですから。

多様な眼科医が執刀できる 環境づくりが鍵。 北澤世志博

多様な眼科医が執刀できる 環境づくりが鍵。 北澤世志博


三木:最近は、周囲の医師仲間にICLについて聞かれることも多く、ICLを手がけたいという後輩も少なくありません。そうした未来を担う若手医師たちにチャンスを与えるためにも、指導・育成に力を入れていきたいと思っています。

北澤:もっと普及を加速させ、ICLのために首都圏にまで足を延ばさなくても、地元でICLを受けられる環境をつくる必要があります。私は三木先生のようなレディスサージャンが介する、女性のためのインストラクションコースも構想しています。

三木:執刀希望の眼科医に正しい技術を伝え、全国どこにいても同じレベルで手術を受けられる環境を整備していきたいですね。そしてICLを受けたい方々には正しい知識を得て、安心して手術を受けていただきたい。きっと術後の充実した人生につながるはずですから。


スター・ジャパン合同会社
https://jp.discovericl.com/


北澤世志博(きたざわ・よしひろ)◎福井大学医学部卒。東京医科歯科大学医学部眼科 非常勤講師、東京医科大学客員講師を経て2019年、医療法人社団豊栄会「アイクリニック東京」執刀責任者に就任。

三木恵美子(みき・えみこ)◎東京医科大学卒。慶應義塾大学医学部眼科学教室などを経てコロンビア大学留学、永寿総合病院眼科部長を務めた後、「南青山アイクリニック東京」副院長に就任。専門はICLのほか、白内障手術、外眼部手術(斜視、眼がん瞼けん下垂、翼状片など)。

Promoted by スター・ジャパン合同会社 / text by Ryoichi Shimizu / photographs by Shuji Goto / edit by Akio Takashiro

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連載

眼内コンタクトレンズ「ICL」という選択

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