ゲームに特化したブロックチェーンを開発するOasys(オアシス)の独自通貨「OAS(オアス)」が、4月3日に暗号資産取引所bitbankに上場した。OASはすでに海外の5つの取引所で正式に上場しており、時価総額は約1000億円に上る。
Oasysは2022年2月に発足した。日本発のブロックチェーンプロジェクトで、セガやバンダイナムコ、スクウェア・エニックス、グリーなどが参加している。
同社のサービスの特徴は「ガス代」がかからないことだ。ガス代とは、暗号資産の送金を行う際、その取引に必要な計算処理を行ってくれるユーザーへ支払う手数料のことを指す。Oasysは、ゲームの利用者にガス代がかからない仕組みを構築し、ブロックチェーンに参加する敷居を低くしている。
また、Oasysは6年後にDAO化し、有志のコミュ二ティが運営する形をとるという。取締役の松原亮氏は「メタバース時代がきたときの"基盤"になることを目指しているので、独占的ではなく、公共財として運営される事を考えています」とコメントした。
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