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2023.03.20

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世界最難関大の学生たちを惹き付ける日系スタートアップ、I'mbesideyouとは

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インド工科大学出身の優秀エンジニアとの強いパイプ作り

現在、「I'mbesideyou」は、インド工科大学のトップエンジニアが半数以上を占める、フルリモートカンパニー。今年の夏季休暇には、スタンフォード大学の現役大学生をインターンとして受け入れる予定のグローバルなカンパニーでもある。「コロナ禍で起業した事もあって、オンラインで、世界中どこにいても繋がる社内体制を整えました。

起業して分かったのは、グローバル企業の壁とは、上手くいっている会社は、AIの世界でエリートを多数選出しているインドの優秀なエンジニア達とのパイプをシームレスに持っている事でした。

私は、起業のきっかけとなった息子が将来、世界のどこに行ったとしても活躍出来るような社会を作りたい。そこで、『世界全体を学校にしないといけない』と考えるようになりました」。経営陣の皆でインドに行き、1週間の合同合宿を行う一方、インドのスタッフが来日して日本人従業員の家に泊まってもらう、といった、人と人とのコミュニケーションも実践してきた。


インド人は、家族を大切にする国民性を持つ。インドの従業員家庭に神谷が訪れる際には「優秀なこの子が、なぜMicrosoftに行かないで、日本の名も無いスタートアップに行くのか?」と家族から問われる事を前提にした、親御さんへの挨拶が、代表者として必須だと語る。

「インドで従業員の家庭に訪れると、ご飯をご馳走になりながら、子供時代の話を伺ったりします。そうすると、どういう想いでその子をご両親が育てているかが理解出来たり。そこで、この人物をどのように自分の会社で責任感を持って育てていこうとかと考えるヒントに結びつくのです。親御さんとしても、日本のお父さん(自分)に、大切な我が子を引き渡す、みたいな儀式的な意味合いもあり(笑)。訪問した際に、ひいおばあちゃんが『ひ孫をよろしく』と、私に会いに来てくれた事もあります」
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文=中村麻美

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