ヘルスケア

2023.03.19 08:00

心臓のために下げたいコレステロール値、「自然」に実現する5つの方法

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食物繊維を多く取る

食物繊維、特に植物性食品に含まれるものは、胆汁酸の再吸収を抑制し、LDLの排出を促す。食物繊維を取るのに最適の食品はアボカド、リンゴ、ベリー類、芽キャベツ、デーツ、オーツ麦や大麦などの全粒粉、ナッツや種子など。

植物ステロールを取る

植物ステロール(植物に含まれる天然化合物)は腸でのコレステロールの吸収を抑制し、LDL値を低下させる効果がある。植物ステロールが特に多いのは、ほうれん草、ケール、にんじん、オリーブオイル、さつまいも、いちご、ひまわりの種など。

不飽和脂肪酸を控える

不飽和脂肪酸(常温で液体の油脂)を選ぶことは、LDL値を下げることにつながる。心臓の健康に良い不飽和脂肪酸を含む食品にはアボカド、オリーブオイル、ピーナッツバター、クルミ、アーモンド、脂の多い魚、ひまわり油、ゴマ、亜麻仁(フラックスシード)などが挙げられる。

単純炭水化物を避ける

高度に加工された炭水化物や糖類を添加した食品はインスリンレベルを大幅に上昇させ、HMG-CoA還元酵素(肝臓でコレステロールを生成する酵素)を活性化させ、悪玉コレステロールの合成を促す。そのため、こうした食品は摂取を避けることが重要だ。
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特に「超加工食品」に分類される冷凍ピザやポテトチップス、食パン、クッキー、ケーキ、ドーナツ、ベーコンやソーセージといった加工肉の摂取は控えるべきだ。

中性脂肪値に注意する

「トリグリセリド(中性脂肪)は、糖やデンプンから最初に形成される脂肪。運動をする、アルコールやトランス脂肪酸の摂取を控えるといったより健康的なライフスタイルを心がけることで、LDLとともに、数値を大幅に下げることができるとされている。

人の体は、それぞれ異なるものだ。まずは現在の健康状態について医師などの専門家に相談し、それぞれに必要な生活スタイルの変更を行うことが重要だ。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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