通信メディアの企画、設計、データ分析などを行うWACARU NETは、10代から70代の男女756人を対象にスマホの買い換えに関するアンケート調査を行いました。それによると、スマホを買い換えるタイミングは、3年程度が28.9パーセントともっとも多く、次いで4年程度の22.8パーセントという結果が出ました。次に多かったのが5年程度(18パーセント)で、2年程度(14.7パーセント)を超えています。
買い換えを決意するきっかけは、バッテリーの劣化、本体の故障、アプリの起動が遅い、OSのアップデートができなくなったというものが上位を占めました。つまり使えないなったから、ということです。また、買い換えの際に重視するのは値段がトップ。使用機種はアンケート回答者の半数がiPhoneですが、メーカーにこだわる人は値段重視の人の約半分程度でした。
やっぱり、経済的な理由で使い潰すことになるのかと思いきや、スマホを何年以内に買い換えるともったいないと感じるかとの問には、1年以内と答えた人が39.7パーセント、次いで2年以内が36.8パーセント、3年以内が16.4パーセントと、モノを大切にする気持ちも見えてきます。ところが、4年以内となると、2.2パーセントとがっくり落ちます。
スマホは実質的にコンピューターなので、ソフトウエアが主役です。ソフトが対応しなくなれば、どんなに元気でもハードウェアは使い物にならなくなります。自動車のように何十年も大切に使い続けるというわけにはいきません。快適に使うには、機能的にも精神的にも、3年が目安となるようです。
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