2021年は、大手企業で大半が減額でしたが、2022年はほとんどの企業が増額に転じたと日本経済団体連合会が発表しています。鉄鋼業が約87%と大幅に伸び、鉄道や商業も25%前後と回復しています。全体の平均としては8.92%で平均支給額が89万4179円。2021年が-5.16%だっただけに、懐も温かく感じたことでしょう。
一方、中小零細企業はフリーウェイジャパンの調査によると、2021年の冬のボーナスと比較してボーナスが支給された・予定という人が53%と5.8%増加し、支給額が増額したという人も55%にのぼりました。
増額した理由としては「会社の業績が上がった」と回答した人が86.4%にのぼり、支給金額に納得した人は35.4%と多くの人が希望通りの金額になったようです。
こうしてみると、2021年はコロナ禍に振り回され、業種によっては大打撃を受けましたが、2022年はようやくコロナ禍の呪縛から開放され、円安にもかかわらず業績が上向きに転じてきていることがわかります。
2023年は、ウィズコロナの時代となり円安も落ち着きを取り戻してきており、さらに右肩上がりの業績になることを期待したいですね。