「多くの企業はソフトウェアを手段として使っていますが、私たちはソフトウェアを人々に愛される製品だと考えています」とデュは言う。
Forbesは10年以上にわたって、一般からの推薦と以前アンダー30になった人々の協力を得て、若手創業者、マーケティング専門家、起業家を「30U30」の「マーケティング&アドバタイジング部門」リストで紹介してきた。今年の候補者は、2022年12月31日時点で30歳未満であり、かつ過去にアンダー30に選出されたことがないことが条件とされた。
今年の審査員は、Goodby, Silverstein & Partners(グッドビー・シルバースタイン&パートナーズ)のパートナーであるジェフ・グッドビー、リアーナのSavage X Fenty(サベージ X フェンティ)でCMO兼共同社長を務めるナタリー・グスマン、McDonald(マクドナルド)のCMOであるタリク・ハッサン、ポートフォリオ・プラットフォームCLLCTVE(コレクティブ)の創設者で2021年度アンダー30であるケルシー・デイヴィスが候補者を審査した。
最終リストに選ばれた人のうち、半数は一世、5人は移民で、3分の1は有色人種だ。このリストには、クリエイターエコノミーを形成する創業者やコンテンツクリエイターといった、従来とは異なるマーケターも含まれている。
たとえば、ロビン・デルモンテ(28)。ソーシャルメディアハンドル@GirlBossTownで知られるこのクリエイターは、TikTok(ティックトック)の個人的なPR専門家として、人気のトレンドやブランドのPR活動を分析し、58万人を超えるTikTokフォロワーにマーケティングのアドバイスとアイデアを提供している。
最近デルモンテは、アンダー30に選ばれたヘイリー・ビーバーのTiffany & Co.(ティファニー)のキャンペーンでも見られた「レッド・ネイル・セオリー」を提唱している。「男たちが赤い爪に惹かれるのは、小さい頃、世話してくれた母親を思い出すからだと思う」と、デルモンテはTikTokで理論化している。
ドンイェ・テイラー(27)やジュリア・モンゴメリー(27)などのクリエイターも、ソーシャルメディアを使って、自身のマーケティング、PR、キャリアの秘訣をシェアしている。
クリエイターエコノミーを形成しながら、ジョナサン・ベンツア(28)とヨアブ・ジマーマン(28)は、ソーシャルメディア上で誰もがバイラルになれるようにする人工知能を搭載したツールを構築するスタートアップ、Tredpop(トレンドポップ)を共同設立した。
Y Combinator(YC)の支援を受けた同社は、Atlantic Records(アトランティック・レコード)、United Talent Agency(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)、Pearpop(ピアポップ)と協力し、ブランドがトレンドと新しいクリエイターを発見し、将来の成長を促進する方法を予測するのを支援している。