2022年、印象に残ったニュースランキング

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年の瀬といえば、この1年を振り返ってどんな年だったか思い返して、来年はどんな年にしたいか思いふける時期。ビッグローブが全国の20代~50代を対象に2022年の振り返りと2023年の展望に関する意識調査を行ったところ、印象に残ったニュースは、「ロシア、ウクライナへの軍事侵攻」が68.6%でトップ。続いて「安倍晋三元首相銃撃事件」が52.2%、「物価高・原油高・円安」が32.7%と、暗いニュースが続きました。



暗いニュースのほうが印象に残りやすいのか、トップ10中9つの話題がそういった傾向のものでした。そうした中で、4位に「W杯、日本が結晶トーナメント進出」が25.0%で入ったことが、せめてもの救いではないでしょうか。スポーツの話題は、大谷翔平や冬季北京五輪の活躍などが入っているので、スポーツ観戦は活力の源の1つになっているのでしょう。

来年に目を向けると、やってみたいこととしていちばんに旅行と回答した人が53.4%。2位に外食(51.2%)、3位に買い物(33.2%)となりました。コロナ疲れで外に出たいという欲求を強く感じる結果で、新型コロナの影響が薄れて満足できる日々につながると考えている人は、「そう思う」が13.6%、「ややそう思う」が44.6%と合わせて約6割となりました。




マスクの着用については、2023年も変わらないと考えている人が6割以上占めており、海外が早々に脱マスクとなっている状況とは真逆の結果となっています。むしろマスクを外すことのほうが恥ずかしいと感じている人が、男性3割、女性5割にも上り、コロナ禍によるマスク習慣は日本において根付いてしまった感は否めません。




2023年もまだまだ新型コロナに振り回されそうな気もしますが、物価も生活も新型コロナ前の状態に早く戻ってほしいものです。

文 = 飯島範久

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