今年の11月30日から12月5日に、働く500人を対象に行った忘年会に関する意識調査によると、職場での忘年会は、2021年に続き開催しないと決めたところが半数近くにのぼりました。対面で開催する職場は19.5パーセントと少数ですが、オンライン開催も含め、参加したいと考えている人は63パーセントで、忘年会自体には人気があることがわかります。
参加したい人の理由を聞くと、「職場の人とコミュニケーションができる機会だから」が67.2パーセントと多く、次いで、お酒や食事が好きという答になっています。参加したくない人に理由を尋ねると、トップは「気を遣うから」という対人関係の問題で、これはいかんともしがたいところ。しかし、僅差で2位だったのが「コロナ感染が怖い」でした。裏を返せば、コロナ対策をしっかりすれば参加してもいいと言っているようなものです。
その証拠に、「参加したくない」と答えた人に、どんな忘年会なら参加するかを尋ねると、「コロナ対策が徹底されている」ことをあげた人がもっとも多くいました。参加者を増やす決め手の第一は、コロナ対策です。