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2022.12.26 08:20

DHLがフォードと共同で配送車のEV化を加速、新規で2000台導入

Getty Images

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世界的物流企業DHLの親会社であるドイツポストは、配送車両の電動化が二酸化炭素(CO2)の排出削減につながるだけでなく、運用コストの削減にも寄与すると考えている。
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DHLは、都市部のカーゴバイクから中型トラックまで、すでに数千台のゼロエミッション車を運行中で、フォードの電動商用バンの「e-Transit」を、2023年末までに2000台導入すると発表した。

都市部や住宅地で運行されることが多い配送車両は、低速で走行しながら頻繁に停止・発進するため、電気自動車の導入に特に適している。フォードは、2023年末までにDHLのグローバルオペレーション向けに2000台以上の電動フルサイズバンを納入する予定という。

さらに、フォードの商用車サービス部門の「フォードプロ」は、車両のモニタリングと通信のためのテレマティクスサービスと、車両の充電タイミングを最適化する充電管理システムをDHLに提供する。
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DHLは全世界で2万7000台の電動バンを運行しており、2030年までに全車両の60%を電気自動車にすることを目標としている。DHLとフォードの両社は、今回の契約の一環として、新たなソフトウェアや充電プラットフォームの開発、電気自動車の新型モデルの早期評価など、さらなる協力関係を検討するという。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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