Netflix「ハリー&メーガン」がついに公開、王子は何を明かしたのか


Netflixの関係者は、事前にチャールズ国王とウィリアム皇太子の広報チームに連絡したとしているものの、バッキンガム宮殿とケンジントン宮殿はいずれも英国のメディアに対し、「コメントは求められていない」と説明している。

英国内にはNetflixへの反発も 


Netflixは人気のドラマ・シリーズ「ザ・クラウン」のシーズン5を11月に公開した。英国史上、最長の在位期間を記録した故エリザベス女王の生涯を題材にしたこのドラマの最新シーズンは、「即位したばかりのチャールズ国王を悪く描いている」として、配信開始を前に英国内の一部から反発を買っていた。

女王の死を受け、公開が延期されたシーズン5は、離婚に至るまでのチャールズ皇太子とダイアナ妃の波乱に満ちた関係から、元妃となったダイアナの事故死までに焦点を当てている。

英女優ジュディ・デンチやジョン・メージャー英元首相をはじめとする著名人たちから批判を受けたことで、Netflixはこのドラマが「実話に着想を得たフィクション」であるとの注釈を表示することとした。

王室の公務から引退し、カリフォルニアに移住した後、ヘンリー王子夫妻は米人気司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューのなかで、メーガン妃が苦しみ、自殺を考えていたことを明かした。

また、王室関係者の間で、妊娠中だったメーガン妃のお腹の赤ちゃんの肌の色が話題にされていたことにも言及している。ヘンリー王子はメーガン妃とともに英国を離れたことについて、人種差別が「大きく影響していた」ことを明らかにしている。

forbes.com 原文

Written by Siladitya Ray and Carlie Porterfield 編集=木内涼子

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