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2022.12.23

自己投資としての眼内コンタクトレンズ「ICL」 見え方の質を上げてビジネスを加速する

かつて視力に問題を抱えたときの選択肢は、眼鏡、コンタクトレンズ、裸眼生活を可能にするレーシック手術の3つだった。しかしいま、第4の選択肢として眼内にレンズをインプラントする「ICL」が急速に注目を集めている。なぜなのだろうか。


心置きなく仕事に打ち込みたいビジネスパーソンにとって、マスク着用時に曇る眼鏡、着け外しに気を使うコンタクトレンズはできれば避けたい。そこで2000年代に流行したのが、角膜を削り視力を矯正し、裸眼生活を可能にしたレーシック手術だった。

そしていまもうひとつの選択肢として、国内・グローバルで急速な支持を集めているのが、眼内にコンタクトレンズを埋め込むICLだ。

今回からシリーズとして、ICL普及の第一人者であり、海外での講演機会も多い「アイクリニック東京 サピアタワー/丸の内トラストタワー」執刀責任者 北澤世志博(以下、北澤)をホストに、ICLを手がけるドクターを迎え、その技術革新が、いかにクオリティ・オブ・ビジネスの向上につながるかを対話していく。

第1回のゲストは、ICLを国内で最初に導入した「山王病院アイセンター」センター長 清水公也のもとで学び、2022年6月にICL専門の「代官山アイクリニック」を開業した五十嵐章史(以下、五十嵐)だ。

リムーバルな唯一の視力矯正施術「ICL」


―まずは眼内コンタクトレンズ「ICL」について、教えてください。

北澤:私は27年間、レーシック、ICLを含むさまざまな屈折矯正施術を行ってきました。レーシックは角膜を削って、視力を矯正します。ICLは眼内に視力を矯正するコンタクトレンズを入れる手術です。

レーシックには向き不向きがあり、強度近視の人の場合、角膜をよりたくさん削らなくてはならず、将来的な視力低下の可能性があるなどのいくつかの制限がありました。そうした課題を克服したのが、眼内にコンタクトレンズを埋め込むICLです。

近年相談に見える患者様は「レンズを取れば、また元に戻せるから」という理由でいらっしゃることが多いですね。確かにICLは除去(リムーバル)可能な唯一の屈折矯正施術です。見え方が気に入らない場合でもレンズを交換したり、取り外したりすることができます。

五十嵐:白内障手術でのレンズ挿入では、癒着して取りにくくなることもあるのですが、ICLは何年たっても取り外しやすいですね。新しい技術のようにとらえられるICLですが、実は以前から施術されていて、すでに術後20年の経過を見ていますから、安心感はあると思います。


ICLは除去(リムーバル)可能な唯一の屈折矯正。 (北澤)

―グローバルにおけるICLの認知とはどのようなものなのでしょうか。

北澤:アジアでいちばん症例が増えているのは、2年前にホールICLの承認が下りた中国です。人口の多さと、もともと強度近視が多いというのが要因でしょう。ヨーロッパも同じ時期に承認され、レーシックに対するICLの割合は順調に増えています。米国はICLの普及が遅れましたが、ホールICLに対してFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認が今年取れた段階です。したがって今後5年でこれまで以上の飛躍的な伸びを見せるでしょう。五十嵐:ICLに関しては、日本が最も進んでいると感じます。現在主流となっている、術後の合併症リスクを大幅に減少させた「ホールICL」は、北里大学の清水公也教授(現山王病院アイセンター長)の開発したテクノロジーであり、優れた検査機器やレンズサイズ判定の計算式も日本が生み出していることからも、他国を一歩リードしている印象です。

北澤:日本は2010年と、ICLの承認が下りたのも早めです。私も海外の学会に行く際は、講演する側として呼ばれることがほとんどです。日本のドクターはICLに関しては、レクチャーする側なのです。

見え方が違うように感じる同じ1.5でも晴れやかに見える理由


―五十嵐先生は屈折矯正に関するデータ収集や研究、論文執筆を行っています。

五十嵐:角膜はおわん型をしているのですが、レーシック手術で角膜を削って近視を矯正すると、真ん中に平らな部分ができてしまう。形状がいびつになったことにより、細かなボケが生じます。夜間の交通標識がちょっとボケる程度ですが、見え方の質が落ちることがわかりました。

北澤:眼内で光は、網膜上に一点に集中している状態ですが、角膜が変形すると点が一部散乱してしまいます。それを私たちは、高次収差と呼んでいます。眼鏡は視界がレンズの範囲で限定されますがコンタクトレンズはその限定がない。レーシックは裸眼での生活を可能にしますが、高次収差で像がぼけてしまう。現状では角膜に手を加えないICLが視力の質、見え方の質ではリードしている状態です。

五十嵐:同じ1.5の視力でも、ICLは晴れやかに見える感じがすると話される患者様は多いですね。そうして目から入ってくる情報が増えることで、人は活発になり、ポジティブになるのではないでしょうか。


ICLは晴れやかに見えると言う患者様が多い。 (五十嵐)

ケア不要のICLで快適な生活を実現しビジネスを加速する


―ICLにより、ビジネスパーソンはどのような恩恵を受けるのでしょうか。

五十嵐:最近はボーダレスでビジネスを行う人が増えました。ICLによって海外出張が楽になったという声はよく聞きます。現地で眼鏡が壊れてしまう、紛失するなどのリスクがなくなり、コンタクトレンズを使用するための荷物が増えることもない。ほかにも2、3年間の海外赴任で、眼鏡やコンタクトレンズを現地で購入しなくてよいことにメリットを感じていると答えた人もいました。

北澤:総じて言えば、メリットは時間と手間の節約に尽きると思います。

五十嵐:忙しい人ほど、こうした屈折矯正を受ける傾向があります。眼鏡やコンタクトレンズの煩わしさをすべて排除し、本来の目的であるビジネスや趣味に打ち込みたい。マスクをしていて眼鏡が曇ることなどで集中力を途切れさせたくないという人に好まれている印象です。

2、3年でICLは主流になる


―最後に将来展望をお聞かせください。

北澤:「代官山アイクリニック」のようなICL専門クリニックを開業するドクターも今後増えていくでしょう。そのときのために優秀な認定医を、私や五十嵐先生のようなエキスパートインストラクターが厳選して育てていく必要があると考えています。

五十嵐:そうした安心を担保に、正しくICLを世界に向けて普及していきたいですね。

スター・ジャパン合同会社
http://discovericl.com/


北澤世志博(きたざわ・よしひろ)◎福井大学医学部卒。東京医科歯科大学医学部眼科 非常勤講師、東京医科大学客員講師を経て2019年、医療法人社団豊栄会「アイクリニック東京」執刀責任者に就任。

五十嵐章史(いがらし・あきひと)◎北里大学医学部卒。山王病院アイセンター 眼科部長を経て、2022年代官山アイクリニック 院長・理事長に就任。日本に11人(2022年11月30日現在)しかいないICL治療の技術指導を行うエキスパートインストラクター。

Promoted by スター・ジャパン合同会社 │ text by Ryoichi Shimizu | photograph by Shuji Goto | edit by Akio Takashiro

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眼内コンタクトレンズ「ICL」という選択

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