ビジネス

2022.12.07

商品が1.4倍売れる延長保証サービス Kivaが4.5億円調達

Getty Images

2021年5月にサービスを開始した、ECサイト向け延長保証サービス「proteger(プロテジャー)」。ECにAPIを組み込むと、サイト上の購入画面に設定した期間の保証が表示されるもので、利用者はチャットから修理や交換などの保証申請ができ、レシートや保証書は不要だ。

導入後の平均CVR(商品購入率)は1.4倍に上昇しているという。修理パートナーは国内400拠点あり、対象商品は5万点(昨年11月時点と比べ、約27倍増)。

延長保証の領域は海外でも注目されており、アメリカやシンガポールではユニコーン企業も誕生している。

protegerを提供するKivaは12月7日、シリーズAとして4.5億円を調達したと発表した。SBIインベストメント、ALL STAR SAAS FUND、SMBCベンチャーキャピタル、ココナラスキルパートナーズ、メディアジーン、Plug and Play Japan、New Commerce Ventures、さらに海外投資家のAbor Vneturesなどが出資した。

Kiva代表取締役の野尻航太(のじり・こうた)氏は、今後の展開について次のようにコメントした。

「今後は大手家電メーカー、小売店、大手ECモールでの導入を進めていく予定です。大切なものを長く使えるよう延長保証が当たり前になる世界を目指します」

文=露原直人

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