マネー

2022.12.06 13:00

【12月第1週資金調達まとめ】ブランドDX支援事業を手がけるMOON-Xが12億円調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、12月1週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

MOON-X


調達額:12億円
調達先:Pavilion Capital / SBIインベストメント / 三菱UFJキャピタル / SMBCベンチャーキャピタル / 三井住友銀⾏
備考:シリーズB最終ラウンド

女性スキンケアブランド「BITOKA」などを提供するスタートアップ。

「BITOKA」は日本由来の原材料や製法と世界トップクラスの質の高い技術で、心も肌も澄み渡る女性用スキンケアブランド。

四季折々の自然が育む、植物の潜在的な力を最先端のサイエンスで引き出し、肌の可能性に挑戦する。

同社は自社ブランドの立ち上げ・育成、他社ブランドの成長支援・DX支援、そして共創型M&Aを通じて加わったブランドの成長まで、テクノロジーを活用して日本のブランドをエンパワーする事業を展開している。

2022年12月には、シリーズBの最終ラウンドにてPavilion Capital International、SBIインベストメント、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三井住友銀⾏の計5社からの調達・融資により、12億円の資金調達を実施した。

総額34億円の資⾦調達を完了したことにより、さらなる共創型M&Aの推進とそれを⽀える⼈材の採⽤を加速し、ミッションである“ブランドと⼈の発射台となる”の実現と⽇本経済への貢献を目指す。

DROBE


調達額:10億6000万円
調達先:日本郵政キャピタル(リード) / フェムズパートナーズ(リード) / AGキャピタル / 三井住友海上キャピタル / 三菱UFJキャピタル
備考:シリーズBラウンド

プロがファッションを提案する「DROBE」を提供するスタートアップ。

「DROBE」は自分に合ったアイテムが定期的に届くパーソナルスタイリングサービスだ。

雑誌・広告のスタイリストやバイヤーなど経験豊富なプロが、ユーザーの好みや悩みに合わせて商品を選定。

ユーザーは届けられた商品を自宅で試着でき、気に入ったものだけ購入できる仕組みとなっている。

また、届けられた商品に対しコメントすることができ、回数を重ねるほど、ユーザーに似合う商品が届くようになる。
2022年11月には、シリーズBラウンドにおいて日本郵政キャピタルとフェムトパートナーズをリードインベスターとし、三菱UFJキャピタル、三井住友海上キャピタル、AGキャピタルを引受先とした第三者割当増資により、総額10億6000万円の資金調達を完了した。調達した資金によって、より多くのユーザーがファッションを楽しめるようなサービス作りを目指していく方針だ。

アミューズワンセルフ


調達額:10億円
調達先:フジタ / 三井住友銀行 / みずほ銀行

水に吸収されにくいグリーンの光を使ったドローン搭載用レーザースキャナシステム「TDOT GREEN」を提供するスタートアップ。
次ページ > サスティナブルアウトレットモール

文=STARTUP DB

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事