ウィル・スミス主演「自由への道」が12月9日Apple TV+で配信へ

ウィル・スミス(Photo by Pablo Cuadra/WireImage)

ウィル・スミス(Photo by Pablo Cuadra/WireImage)

今年3月のアカデミー賞授賞式で司会者のクリス・ロックに平手打ちを食らわせたウィル・スミスは、間もなく公開される彼の主演映画「自由への道(原題:Emancipation)」を観る観客が、この作品に罰を与えないことを心から望んでいると語った。
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ワシントンDCのテレビ局Fox 5の取材に対しスミスは、「人々がまだ私が主演する映画を観る気にならないとしても理解できる」と述べた。

彼は、自分が起こした騒動が、「この映画とそれに関わった素晴らしいアーティストたち」に影響を与えないことを望んでいると述べ、「彼らは私の全キャリアの中で最高の仕事をした」と語った。

3月のアカデミー賞授賞式でスミスは、妻のジェイダ・ピンケット・スミスに関する不適切なジョークを言ったクリス・ロックに平手打ちを食らわせた。スミスは、この騒動を受けてアカデミーの会員を辞職し、罰として今後10年間、授賞式への出席を禁じられた。
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ただし、スミスが賞にノミネートされることは可能で、彼はセリーナ・ウィリアムズの姉妹とその父をテーマとした映画「ドリームプラン(原題:King Richard)」でアカデミー主演男優賞を獲得した。「自由への道」の配給元のアップルは、この作品の公開を2023年まで延期することを検討したと報じられている。

「自由への道」は、南北戦争中のアメリカの実話をもとにした作品で、自由を求めてアメリカ北部を目指した南部の奴隷のピーターの旅路を描いている。この作品は12月2日に劇場公開され、9日にApple TV+でストリーミング配信される。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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