「358」以外にも、縁起が良いとされる番号がある。例えば「168」という番号は、1+6+8=15となり、「15」という数字は5大吉数と言われているそうだ。「1」「6」「8」の単体で見ても良いらしく、「168」も同様に風水では良い数字とされている。
また、縁起の良い数字として広く認識されているのは「7」や「8」だろう。「7」はラッキーセブン、「8」は漢字の「八」が末広がりの意味を持っている。また「8」は横にすると「∞」になることから、縁起の良さが続くという意味もあるそうだ。
ほとんどの地域で「1」「7」「8」「333」「555」「777」「888」などの番号は人気が高く抽選対象だが、名古屋では「358」も抽選の対象となっている(※ちなみになぜ名古屋でとくに、という理由は今のところわかっていないそうだが、愛知県三河地方→ミカワ→三五八→358、の語呂合わせも関係しているのではないだろうか:Forbes JAPAN Web編集部補足)。
「358」は一過性のブームである可能性も否定できないが、今後さらに人気が高まれば他の地域でも抽選になることもあるだろう。現在見慣れたナンバーにはなっていないため、取得するのであれば今が”狙い目”かもしれない。
余談にはなるが、風水やゲン担ぎ以外にも、ナンバーにはさまざまな意味が込められているケースがある。車種にちなんだ「86(トヨタ 86)」「32(BMW MINI)」「911(ポルシェ 911)」などは定番だろう。
また、矢沢永吉ファンであれば「830(矢沢)」はお約束だ。B’zファンであれば「178(稲葉)」、コブクロファンであれば「5296(コブクロ)」など、アーティストにちなんだ番号も多くみられる。他にも「結婚記念日」「子どもの誕生日」「名前の語呂合わせ」など、希望ナンバーにはさまざまな背景があるようだ。
希望ナンバーは一種の自己表現ツール。希望ナンバーを取得する際は、自分なりの”想い”を込めてみてはどうだろうか?
(本記事はMOBYからの転載である。)