ビジネス

2022.11.03 10:45

キャンプで炎を楽しむ小型ロケットストーブの進化版「Bonflame EX」

プレスリリースより

キャンプと言えば焚き火。裸火にあたって煙を浴びなければキャンプした気になれないという人も多いはず。このごろのキャンプ場では、単なる焚き火台ではなく、効率よく薪を燃やせるロケットストーブというギアをよく見るようになった。

ロケットストーブとは、排気管と燃焼管を備えることでドラフト効果(強い上昇気流を作る煙突効果)を生み、燃焼効率を高めて強い火力が得られるコンロのこと。1970年代に発展途上国の人々のために、応用生態学者で発明家のイアント・エバンス氏が発明したものだ。燃焼管から炎が激しく噴き出す様子から「ロケット・マス・ヒーター」と呼ばれた。それが近年になってアウトドア愛好家の間で流行るようになり、キャンプ用にコンパクトに収納できるものも増えてきた。



「Bonflame EX」(ボンフレイム・イーエックス)は、持ち運びが楽にできる小型のロケットストーブ。去年の4月に発売されたBonflameは2次燃焼を促す特許技術が採用された高効率なものだったが、これはその進化版。直火禁止の場所でも直接地面に置けるようスタンドが付き、煙突がひとまわり太くなって大きな炎が楽しめるようになった。

煙突の上に五徳があり、そこでフライパンを使った高温調理ができるほか、燃焼室の天板にヤカンをかけることもできる。下部の遮熱板と本体との隙間を利用すれば、ちょっとしたオーブン料理も可能になる。

コストがかかることを承知で、ボディー、天板、投入口プレートには1.5ミリ厚のステンレス材を使うなど耐久性も高い。使い込むほどに風合いが増し、「一緒に時を刻む一生モノ」になると、メーカーのスパーキークリエイトは話している。



ソロキャンプにも連れて行けるコンパクトなサイズで、煙突は本体に収納できる。このBonflame EXは、現在クラウドファンディングのグリーンファンディングで支援を募集中。開始からわずか4日で目標額を突破し、11月2日の時点では230万円を超えている。ただし、これは数量限定販売になるとのこと。一般販売価格は3万6740円(税込)だが、今ならクラウドファンディングの支援で2万5000円程度で手に入る。

文 = 金井哲夫

ForbesBrandVoice

人気記事