ビジネス

2022.11.02

Disney+とNetflixが高評価、サブスク動画の満足度調査

 プレスリリースより

オリコンは11月1日、定額制動画配信サービスのランキングを発表した。それによると、Disney+が昨年に続いて総合1位。オリジナルコンテンツ部門では初めて1位になった。2位はNetflix、3位はAmazonプライム・ビデオと、三大サービスがランクインしている。

この調査は、自身のアカウントで2カ月以上継続して登録し、料金を把握して利用している全国の18〜84歳の男女8738人に対して行われた。また対象としたのは、サブスクリプション方式であり、ユーザー登録コンテンツを含まず、ストリーミング動画コンテンツを含み、アダルトのみ、ギャンブルのみ、またはその両方のみを扱うサービスではないという条件を満たす定額制動画配信サービス。



評価項目別で見ると、「手続きのしやすさ」、「アプリ・サイトの使いやすさ」、「動画の見やすさ」ではNetflixが1位、「コンテンツの充実さ」、「コストパフォーマンス」ではDisney+が1位となっている。Amazonプライム・ビデオはコストパフォーマンスで3位に入っているが、他の項目ではかなり苦戦している様子だ。

部門別では、10代と20代の男性利用者が多いDisney+は、ジャンル別で洋画、海外ドラマ、オリジナルコンテンツが1位となった。オリジナルコンテンツは、2018年から2021年まではNetflixがトップだった。利用者のコメントには、『スター・ウォーズ』の独占配信やマーベルがいつでも見られることを揚げる声があった。



操作性の良さで評価の高かったNetflixは、利用者が30代から60代の女性がメイン。女性の満足度はDisney+を抜いて1位だった。ジャンル別では邦画、韓国ドラマ、ドキュメンタリーが1位になっている。

総合3位のAmazonプライム・ビデオは、ジャンル別でもあまり振るわず、「お笑い」と「ドキュメンタリー」で3位に入るに留まった。

そのほか、総合では去年と変わらず5位だったParaviが、ジャンル別の「国内ドラマ」と「バラエティ」部門で1位と健闘している。

文 = 金井哲夫

ForbesBrandVoice

人気記事