ビジネス

2022.10.26

「サステナブル」企業の最前線! 3つの重要キーワード別 TOP20

イラストレーション=ブラティスラフ・ミレンコビッチ


気候変動対策ランキング TOP20


1位 信越化学工業

スコア:70.9

化学メーカー。2022年3月期の連結決算売上高は2兆744億円(前年比38.6%増)、営業利益は6763億円(同72.4%増)、純利益は5001億円(同70.3%増)。

評価ポイント:生産効率化によるGHG排出量の削減に加え、カーボンニュートラルに資する製品開発など気候変動対策に貢献。政府が掲げる「グリーン成長戦略」の14分野において同社の売上高割合は約7割を占める(2021年度・連結)。

2位 西日本旅客鉄道

スコア:68.3

西日本を中心に旅客鉄道などを運営する鉄道事業者。2022年3月期の連結決算売上高は1兆311億円(前年比12.1%増)、純損失は1132億円。

評価ポイント:「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」を環境長期目標に掲げる。次世代バイオディーゼル燃料を導入しCO2排出量実質ゼロを目指す実証実験など、新技術の採用による鉄道の環境イノベーションを推進。廃棄物のリサイクル率も高い。

3位 花王

スコア:68.3

消費財を扱う化学メーカー。2021年12月期の連結決算売上高は1兆4188億円(前年比2.7%増)、営業利益は1435億円(同18.3%減)、純利益は1096億円(同13.1%減)。

評価ポイント:2021年に国内全てのロジスティクス拠点などで使用電力100%再エネ化を実現するなど、50年カーボンネガティブ実現に向けた活動を加速。2030年には製品ライフサイクルCO2排出量22%削減(17年比)を目指す。



編集=瀬戸久美子 解析=サステナブル・ラボ

この記事は 「Forbes JAPAN No.100 2022年12月号(2022/10/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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