ずっと線の太さが変わらないシャープペンシル「アドバンス」の新モデル

プレスリリースより

芯が回転することで常に一定の太さと濃さの線が書けるシャープペンシル、三菱鉛筆のクルトガの「アドバンス」シリーズ。11月11日より数量限定の新デザインモデルが発売される。

通常のシャープペンシルは芯が固定されているため、長く書いていると芯が偏減りして線の太さが変わってくる。またそれに伴って線の濃さが変化したり、尖った芯の先端が欠けたりして均一な文字が書けなくなってしまう。そこで2008年に三菱鉛筆が自動芯回転機構クルトガエンジンを開発、搭載シャープペンシル「クルトガ」を発売した。



クルトガエンジンは、線を引いて芯を紙から離すとき、つまり漢字なら一画を書いたときに歯車によって芯が少しだけ回転する仕組みになっている。これで芯の先は常に円錐形に保たれ、折れにくく一定の太さが維持されるようになる。この機構は、無印良品など他社のシャープペンシルにもOEMとして提供されている。



「アドバンス」は、それまで40画で1回転していたところ20画で1回転する「Wスピードエンジン」を新たに採用。さらに細くきれいな文字が書けるようになった。

今回発売される新シリーズは、柔らかく落ち着きのある色を使ったシンプルなデザイン。0.3ミリのタイプには、PIアーモンド、SLブルー、AMホワイト。0.5ミリのタイプには、CLクラウド、MIナイト、AMホワイト、ASローズが用意されている。参考価格は1本605円(税込)。

文 = 金井哲夫

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