Flare Redは、G-SHOCKブランドを象徴する赤を太陽フレアに見立て、蓄光素材を混ぜたカラーグラスファイバーとカーボンを積層させ、ベゼルの形に削り出す新たな手法で成形。暗闇でも存在感があり、ベゼルを削り出す場所により層の見え方も異なるため、1点1点個性のある風合いが楽しめる。
GWG-2040FRは、ケースとバンドをつなぐかん足部分のフォージドカーボンにも蓄光粒子を混ぜて成形しており、また違った質感を実現している。
裏蓋には、 世界的に有名なグラフィティアーティスト、 エリック・ヘイズ氏が手がけた40周年記念ロゴを刻印。遊環にも「40」を意味するスターマークをあしらうなど、特別感のあるモデルに仕上がっている。
価格は、MTG-B3000FRが税込み16万5000円。GWG-2040FRが14万3000円。
また、40周年記念ロゴを手がけたエリック・ヘイズ氏とのコラボモデル「GMW-B5000EH」も10月28日に発売される。フルメタルモデルで、初号機のデザインを受け継ぐ「GMW-B5000D」をベースに、 エリック・ヘイズ氏の代表的なアートをバンド部分にあしらっている。裏蓋に40周年記念ロゴを刻印のほか、ライトを点灯すると彼のブランドロゴが浮かび上がる仕掛けを施す遊び心も備わったモデルとなっている。価格は、税込み8万8000円。
Apple Watchをはじめとしたスマートウォッチが市場を席巻してきており、スマートウォッチ化を進めたモデルも存在するが、G-SHOCKは純粋に耐衝撃“腕時計”として魅力的なアイテムであり、今後もさらなる探求を続けていってほしいものである。
文=飯島範久