2011年2月に始まったこの調査は、今回で16回目となる。インターネットによる調査で、回答者数は1万人強。男性がやや多く、年齢層は50代が中心となっている。アンケートの内容は、使用しているスマートフォンの機種とキャリア、おもに利用しているサービス、スマートフォンの購入時期、利用機種の満足度、利用意向、機種選定時の重視点、通信業者の変更意向、その理由の8項目。
ここで見えてきた傾向で注目すべきは、スマートフォン利用者の6割が今後も同じ通信事業社を使い続けたいと答えていて、その比率はNTTドコモの利用者がもっとも多かったという点だ。2011年の第1回調査と比較すると、スマートフォン利用者の割合が2割弱から9割強に増えているが、ドコモ一強はずっと変わっていない。それどころか、第12回調査からドコモを使い続けたいと答えた人の割合は増加しており、「通信事業社にはこだわらない」という人の割合は減少傾向にある。