テクノロジー

2022.10.13 07:45

初の自社製Google Pixel WatchはFitbit連携で健康管理も得意


Fitbitのサービスに対応。小柄なウォッチは健康管理にも最適


Pixel Watchはケースの直径サイズが41mm、高さは12.3mm。バンドを除く質量は36g。ウェアラブルデバイスの小型化・軽量化を実現するノウハウは、現在グーグル傘下のブランドとなったFitbit(フィットビット)から多く供与されているのだろう。

軽くコンパクトなスマートウォッチは身につけたまま眠る用途に好都合であり、睡眠サイクルの計測が苦にならない。Pixel Watchでは、Fitbitが提供するヘルスケア・フィットネスの多彩なアプリケーションが使える。睡眠計測には眠った時間、眠りの深さ(睡眠ステージ)やユーザーが設定した目標に対する達成度のスコア表示機能など機能が充実する。睡眠の質を高めることを目標とするユーザーにとって、Pixel Watchはあつらえ向きなデバイスだ。


有料サブスクリプションサービスの「Fitbit Premium」(月額640円)に登録すると、詳細な睡眠トラッキングのほか、日本語の解説が付く動画エクササイズの多彩なメニューが利用できる

今回筆者が試したPixel WatchはChampange Goldステンレスケースと、シリコン製のHazelアクティブバンドのバリエーション。ケースの素材はステンレスの一択になるが、バンドは来年春までに20種類の交換アイテムが揃う。ケースがやや小柄で、フォーマルな装いにも合わせやすいエレガントなデザインなので、女性のユーザーにも多く選ばれるだろう。

19種類のウォッチフェイスは、それぞれに針の色やデザイン、表示するアプリや情報など組み合わせが自由にカスタマイズできる。詳細設定のためには、Android対応の新しい「Google Pixel Watch」アプリが必要だ。


スマートフォンとウォッチのペアリング、詳細設定には「Google Pixel Watch」アプリを使う
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編集=安井克至

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