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2022.09.13 16:15

カニエ・ウェストがアディダスを非難、「デザイン盗用」を主張

Photo by Frazer Harrison/Getty Images for Surface Magazine

カニエ・ウェストは先週、アディダスとGapが彼のデザインを盗んだとインスタグラムの投稿で主張したが、9月13日のブルームバーグの記事で、これらの2社との契約を更新しないと宣言した。

法律上の名前をイェ(Ye)に改名したウェストは、2020年にGapとの間にYeezy Gapラインのための10年間のパートナーシップ契約を締結した。また、アディダスとは2026年に終了するYeezyブランドのスニーカーの契約を結んでいる。

ウェストは、自身の力で新たな業界を作る時が来たと述べ、「私と顧客の間に立ちはだかる企業は必要ない」と語った。彼は、自身のEコマースブランドのYeezySupply.comに加え、亡き母の名を冠したDondaと呼ばれる実店舗を開設する計画という。これらのアパレル製品は、Yeezyのスタッフによってデザインされる予定だ。

ウェストは、アディダスと共同でデザインしたすべてのシューズのロイヤリティを20%に引き上げるよう交渉していると語った。フォーブスは2020年の記事で、彼のロイヤリティが約11%だと報じていた。彼は、アディダスが彼のデザインを盗み、「金は払うから黙っていろ」と言ったと主張している。

ウェストは、アディダスやGapとの関係が不本意なものだが、今後も仕事を続けていくことになると述べた。

2020年に初めてビリオネアとなったウェストは、Yeezyの100%を所有しているが、シューズの製造と販売はアディダスが行っている。彼は2009年にナイキとYeezyブランドを立ち上げ、2013年にアディダスに移籍した。SNS上で予測不可能な投稿を繰り返す彼は、インスタグラム上でアディダスに対する暴言を吐いていた。

ウェストは以前、アディダスがYeezyのデザインをコピーしていると主張したが、先週も同社の幹部の写真を投稿して彼らを非難し、JPモルガン・チェースの役員の写真も投稿した。さらに、Gapに対しても、同様の非難を行っている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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