先週ティム・クックCEOが社内メモで発表したアップルのポリシーは、リモート勤務を恒久的に認める方針のエアビーアンドビーやツイッターなどのシリコンバレーの大手企業とは一線を画している。
フェイスブックの親会社であるメタは、最も著名な在宅勤務の推進派で、現時点ではほとんどの従業員に長期的にリモートワークを認めている。
一方で、アマゾン、マイクロソフト、アルファベットはいずれも今年に入りアップルと同様のポリシーを導入済みで、週に2~3日の出社を義務付けている。
テスラのイーロン・マスクCEOは6月の従業員へのメモで、「週40時間以上オフィスにいなければ解雇する」と脅しており、同社はフルタイムの出社を求める数少ない企業の1つとなった。
フォーブスが6月に調査した65人のビリオネアのうち、「今後、仕事のほとんどがリモートになる」と回答した人の割合はわずか3%だった。一方、全体の半数以上(52%)が「ハイブリッドモデルが最も一般的になる」と回答し、45%が「対面での仕事が最も一般的になる」と答えていた。
(forbes.com 原文)