「popIn Aladdin」は、ポップインの代表である程涛氏自らが開発に関わり、今まで市場になかった「シーリングライト一体型プロジェクター」というジャンルを切り開いた。
「popIn Aladdin」を既存のシーリングライトと交換するだけで工事せずに安全に天井に設置でき、さらにAndroid OSの採用により、NetFlixやAmazonプライムビデオ、Huluなどを視聴できる手軽さが売り。2018年から2021年までホームプロジェクター市場で4年連続の売上げ台数1位(家電Biz調べ)となり、20万台以上を売り上げた。
事業譲渡を受けるXGIMIは、100ヵ国以上で展開するプロジェクターメーカーで、400万人のユーザーがいるプロジェクター大手。「popIn Aladdin」のプロジェクター部分は同社製で、製造委託を受けていた経緯がある。XGIMIの日本進出は2020年で、今回の譲渡のためAladdin Xを2022年7月に設立していた。XGIMIの世界的な販路を使ってシーリングライト一体型プロジェクターの海外販売を狙う。