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2022.08.05 17:15

ティファニーの「クリプトパンク」ペンダント、30ETHで発売


18金のローズゴールドまたはイエローゴールドで製作する実物のペンダントの大きさは、およそ30mm x 20〜30mm。そのベースとなるNFTに使われているのと最も近い色の宝石(サファイア、アメジスト、スピネルなど)が、30粒以上使用されるという。

250の「NFTiff」がすべて販売されれば、売上高は7500イーサリアム。ティファニーは1200万ドル近くを売り上げることになる。実物のペンダントの納品は、2023年前半の予定だ。

個別のクリプトパンクの商品化は、猿をモチーフにしたNFTコレクション、「ボアード・エイプ・ヨット・クラブ(Bored Ape Yacht Club、BAYC)」などを生み出したラーバ・ラボ(Larva Labs)が今年2月、BAYCをユガ・ラボ(Yuga Labs)に売却したことによって可能となった。

企業のニュースリリースを配信するビジネスワイヤによると、ユガ・ラボはNFT所有者に対し、それぞれが持つNFTの知的財産権、商権、独占権を譲渡している。つまり、クリプトパンクの所有者たちは、そのNFTに関するこれらの権利を、個別に保有している。

「TiffCoin」も販売


ティファニーは今年4月1日にSNSに、「TiffCoin」と名付けた金貨の画像とともに、新たな暗号通貨を発売すると投稿した。

その後、その話はエイプリルフールのうそだと明らかにしたが、実際に18金の「TiffCoin」499枚を製造。自社ウェブサイトを通じて、24時間限定で販売している。価格は1枚およそ9999ドルだった。

編集=木内涼子

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