マネー

2022.07.20 16:30

【7月第3週資金調達まとめ】音声プラットフォームのVoicyが27.3億円調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、7月3週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

Voicy


調達額:27億3000万円
調達先:PR TIMES / SKIYAKI / まぐまぐ / みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合 / グローバル・ブレイン / 中島聡 / 伊藤羊一 / 千葉道場 /田端信太郎 /西野亮廣 / 阪大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合 / 電通ベンチャーズ2号ファンド
備考:資本業務提携 / その他海外投資家1社と個人投資家14名を含む / 千葉道場は千葉道場ファンドを通して出資

音声プラットフォーム「Voicy」を運営するスタートアップ。

音声プラットフォーム「Voicy」は、日本初、編集なしでスマホから収録した声をそのままアーカイブする、音声の新しいフォーマットの“ボイスメディア”。

この新フォーマットは、“音声の大衆化”を起こし、手軽に収録できることから、各分野の専門家や経営者、ワーキングマザーなどの忙しい人たちの声を世の中に届けている。

今では、ニュースが声で聴ける“メディア放送”、企業の声を伝える“オウンドメディア”なども加わり、音声コンテンツの総合プラットフォームになっている。

“企業スポンサー”や“声のファンクラブ”などのマネタイズ機能で、月100万円の収入があるパーソナリティも複数誕生。

2022年7月には、既存投資家に加え、新規で海外投資家や国内投資家、ユーザーであるVoicyのパーソナリティなど個人投資家を引受先とする総額27億3000万円の資金調達を実施し、累計調達額は36億円となった。

今後は、音声とテクノロジーで、人々にとってワクワクする豊かな未来へ変えていく方針だ。
次ページ > “家計簿プリカ”という新しいサービス

文=STARTUP DB

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事