マネー

2022.07.20 16:30

【7月第3週資金調達まとめ】音声プラットフォームのVoicyが27.3億円調達


READYFOR


調達額:17億円
調達先:JICベンチャー・グロース・インベストメンツ / フォースタートアップスキャピタル / 第一生命保険
備考:シリーズCラウンド

クラウドファンディングサービス「READYFOR」を展開するスタートアップ。

「READYFOR」は日本初、国内最大級のクラウドファンディングプラットフォーム。

2021年4月時点で、掲載プロジェクト数は20000件、累計支援総額は200億円を突破。中学生から80代の人まで幅広い層における夢への第一歩をサポートしている。

クラウドファンディング業界平均の目標金額達成率が30%程度であるのに対し、同サービスは75%以上が目標達成を実現。そのサポート体制の手厚さが伺える。

2022年7月には、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、第一生命保険、フォースタートアップスキャピタルを引受先とした第三者割当増資により、シリーズCラウンドで約17億円の資金調達を実施。累計調達額は約33億円となった。

今後は、事業基盤・経営基盤を強化することで、資本主義では解決できない社会課題を解決するためのお金の流れをつくる“寄付・補助金のインフラ”として、中長期的な成長を加速させる方針だ。

KAKEAI


調達額:11億円
調達先:モバイル・インターネットキャピタル(リード) / DBJキャピタル / SMBCベンチャーキャピタル / イノベーション・エンジン / 博報堂DYベンチャーズ
備考:シリーズAラウンド / その他投資家を含む

ミドルマネジメント層のメンバーマネジメントの実態を改善するAIクラウドシステム「KAKEAI」を運営しているスタートアップ。

「KAKEAI」は、これまでマネージャー個人に依存し属人的になりがちであったマネジメントを、AI技術を用いることによって組織全体のマネジメントのナレッジを共有し、有効活用することを可能としている。

実践して有効であったマネジメント例を蓄積し、他のマネージャーが活用するという仕組みだ。

また同社では顧問として脳神経科学の専門家である岩手医科大学薬学部の駒野宏人教授を迎えていることから、脳科学に基づいた自己評価なども機能として備えられている。

2022年7月には、シリーズAラウンドにて、モバイル・インターネットキャピタルをリード投資家とし、DBJキャピタル、博報堂DYベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタル、イノベーション・エンジン等を引受先とした、総額11億円の資金調達を実施した。

今後は、より一層のプロダクト強化とマーケティング活動に充て、社会と個人の関係の変化を支えられるインフラとなるべく、事業に取り組む方針だ。

文=STARTUP DB

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事