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2022.07.20 16:30

【7月第3週資金調達まとめ】音声プラットフォームのVoicyが27.3億円調達


スマートバンク


調達額:20億円
調達先:ANRI / DBJキャピタル / Z Venture Capital / グローバル・ブレイン / グロービス・キャピタル・パートナーズ / 三井住友海上キャピタル
備考:シリーズAラウンド / 累計調達額30億円

“家計簿アプリ”と“Visaプリペイドカード”がセットになった“家計簿プリカ”という新しいサービス「B/43」を運営するスタートアップ。

「B/43」は毎月の予算をプリペイドカードにチャージして支払いをすることで明細が自動記録されるほか、プッシュ通知で残額を教えてくれる機能やポケットというサブ口座を仮想的に作ることができる機能などが備わった支出管理サービス。

夫婦やカップルなどでペア口座を開設することもでき、リアルタイムで両者の支出管理を行うことを可能にしている。

2022年7月、グロービス・キャピタル・パートナーズ、グローバル・ブレイン、Z Venture Capital、ANRI、三井住友海上キャピタル、DBJキャピタルを引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドにて総額20億円の資金調達を実施。

今回の調達により累計調達額は30億円となった。今後は、「B/43ペアカード」の拡大を目指していく方針だ。

助太刀


調達額:18億5000万円
調達先:MPower Partners Fund L.P. / 日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合
備考:転換社債型新株予約権付社債により調達 / 他既存株主からの調達も含む / 複数金融機関からの転換社債型新株予約権付社債及び融資による調達

建設業現場と職人をマッチングするプラットフォームアプリ「助太刀くん」を運営するスタートアップ。

「助太刀くん」は、現場監督の従業員の効率的な手配や職人が案件情報をオンタイムで獲得することを助けるプラットフォーム。

業界にとって効率的な人的リソースの確保が可能になり、人手不足の解消につながる一方、職人にとっては取引先が増加し、雇用の安定が期待される。

職人側のアプリユーザーは、職種と居住地の選択のみで、カスタマイズされた案件情報がオンタイムで届くほか、信頼性を確保するための評価システムや、出退勤報告・請求業務なども簡易化されており、効率化を実現している。

2022年7月にはMPower Partners Fund、はたらくFUNDおよび既存株主含む複数投資家を引受先とする第三者割当増資に加え、複数金融機関からの転換社債型新株予約権付社債ならびに融資により総額18億5000万円の資金調達を実施。

今回調達した資金は同社のさらなる人材の採用と教育およびマーケティング活動に充てる方針だ。
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文=STARTUP DB

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