早いペースで前進していたあなたは大きな壁にぶつかる。それがどのような問題であっても回避を試みるが、あなたは固い壁にぶつかり続けるだけだ。そしてあなたは自分を疑うようになり、疑いの種が生まれ始める。すぐに、あなたは諦める準備ができる。
前進できないという経験は、いら立ちをおぼえるものかもしれないが、あなたが感じる不満は必ずしも悪いものではない。もし今度、不満を感じることがあれば、次に挙げる4つのことについて考えてみよう。
1.問題がはっきりとわかっていないのかもしれない
不満を外部要因のせいにしたくなるかもしれないが、本当の問題ははっきりとわかっていないことである場合も多い。あなたが達成したいことは何だろう? 誰を引きつけ、誰と関わりたいのだろうか? それをどのように達成しようとしているのだろうか?
あなたの答えがまったく明瞭ではない(あるいはわからない)場合、堂々巡りを続けてしまうだけだ。焦点を絞り目標を具体的にすれば、その実現ははるかに容易になる。
2.間違った方向に進んでいることを示しているかもしれない
努力してしばらく経つのに前進が見られない場合は、受け入れにくいが新たな道を考える必要があるだろう。戦略を見直す機会となるため、この無駄骨を折ることが最良の場合もある。
これまで独身だった人はパートナーを持つことを考えるべきかもしれないし、新たな提供商品が望んでいたような評価を集めていない場合、それはやめて違うものを試すべきかもしれない。
あるいは意識水準を上げ、注意を払うことが必要かもしれない。たとえ自分が正しい方向性に向かっていると思っていても、宇宙はおもしろいやり方であなたを別の方向へと促すことがある。遅れを経験したら、今こそ方向性を変えるべきだということかもしれないと考えよう。
ここで重要なのは、柔軟性と行動をする意思を捨てないことだ。そうすれば新たな勢いを得て、また前進を始めることができる。