人気ポッドキャスターが語る、番組を成功に導く4つのカギ

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高報酬のクライアントを獲得するいちばんの方法と言えば、何と言っても人脈だ。しかしこれからは、ポッドキャストもひとつの手段になる。

ジョディ・カッツ(Jodi Katz)が5年前に、いまや大人気のポッドキャスト「Where Brains Meet Beauty」を始めたのは、自分の性格に合うと思えるやり方を用いて、業界内で人脈を広げるためだった。

「私は昔から、知らない人と会うときは一対一のほうが落ち着くタイプで、大勢を前にすると緊張してしまうのが常だった」とカッツは言う。「私のポッドキャスト番組は、短いインタビュー形式なので、安心感があるし、見知らぬメディアに挑戦することで自信もついた」

カッツは20年近くにわたり、美容とウェルネス分野でリスペクトを集める存在として知られている。そのうち15年は、美容関連の広告代理店ベイス・ビューティー・クリエイティブ・エージェンシー(Base Beauty Creative Agency)の創業者兼クリエイティブディレクターとして歩んできた。カッツは、有名広告エージェンシーのBBDOでキャリアの第一歩を踏み出し、その後は、女性誌『コスモポリタン』と『GLAMOUR(グラマー)』の編集に携わった。

「ポッドキャストは、同僚を知るための手段になると考えた。会議の合間や、業界関係者が集まるカクテルパーティーの最中に立ち話をして、子どもや以前の仕事について慌ただしく話を聞くよりも、相手をもっと深く知ることができる」とカッツは話す。

「ポッドキャストでは、プロとしての望みとか、生い立ちや経歴など、個人的な話を交えた話を聴くことを目指している。新製品や、まもなく始まるマーケティングキャンペーンの話は必要ない。そうした最新情報を得られる方法は他にいくらでもあるからだ。それよりも、ゲストの子どもの頃の夢や、やる気の源、目標、キャリアを歩んできて感じたことなどに興味がある」

ゲストが明かす豊富な知識や考えをできるだけ多くのオーディエンスに届けたいと考えたカッツは、『Facing the Seduction of Success(成功の誘惑に直面したとき)』と題した著書を2022年に6月に出版する予定で、筆者はその編集に協力した。今回はカッツに、ポッドキャストでより大きな成功を収めるための秘訣を語ってもらった。
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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