キャリア・教育

2022.06.01 13:00

仕事での反射的な反応 その習慣を断つ方法


本当に怒りを感じていることは?


反射的な反応はやめよう。一息つき、すぐに反応せず、新たな考えやアイデア、行動が頭に浮かぶような空間を少し作ること。

忙しく圧倒されているときには意識的な処理のための十分なリソースはない。そうなれば、脳は近道をせざるを得ず、習慣的な行動を取る合図を出す。その結果、感情的な状態に発展する場合がほとんどだ。

リーダーは感情的・反射的な反応を避けることが重要だ。焦点を、問題ではなく何を作りたいかに向けなければならない。結果に焦点を当てることでネガティブな考えを修正すれば、注意力と意思決定を改善する脳の部位が活性化する。感情的な場面は少なくなり、職場で繰り広げられる出来事に対してどのように反応するかを決める上で、脳を使って考えることができるようになるだろう。

リーダーであることは超人になることではないし、反射的な反応をしない、あるいは怒らないことでもない。反射的に反応している自分に気づき、そうした反応よりもむしろ、自分や他者の力をはるかに高めてくれるものにどれほど迅速に移行できるかが最も重要だ。

翻訳・編集=出田静

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