SwipeRxのアプリは、東南アジアの23万5000人以上の薬局のプロフェッショナルらに使用されており、独自のB2Bプラットフォームから薬剤を購入したり、業界の最新ニュースなどを入手できるサービスを提供している。プレスリリースによると、今回の資金は、インドネシアを中心とした同社の東南アジア全域での成長を加速させるために使用される予定という。
シンガポールに本社を置くSwipeRxは、ジョンソン・エンド・ジョンソンとファイザーに勤務していたFarouk Meralliによって2012年に設立された。「今回の調達ラウンドは、薬局の業務を効率化し、ヘルスケア業界に革命を起こすという当社の理念を再確認するものとなった」と、同社のCEOのMeralliはプレスリリースで述べている。
SwipeRxは、アストラゼネカやクリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブ(CHAI)、スタンフォード大学などの医療機関と提携しており、シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、カンボジアにオフィスを構えている。
以前はmClinicaという社名で知られた同社は、2017年のシリーズAで630万ドルを調達していた。