またインテリアは、高級な本革や木材、カーボンファイバーなどといった資材で構成されており、ヨットに乗った第一印象は、ロックスターの豪邸に入った雰囲気。未来的なデザインに日本のおもてなし思想を融合しているので、落ち着いた感じがした。
イタリアの名門ヨットデザイン会社Nuvolari Lenardとのコラボレーションにより、先進的なデザインに加えて細部まで作りこんだ快適な居住空間を実現している。階段の淵やテーブルの脚などに、「L」を配したインテリアは、艶やかでおしゃれだった。
また、狭いヨットハーバーを出港する時は、ブリッジのステアリングホイールの隣りには、まるでゲーム感覚のジョイスティックが。これを微妙に操作することで、船の前後方向、左右方向をミリ単位で動かせるという事実には、目が点になる。
サロンは、前方に操船席とソファ、後方にギャレーとバーベキューを効率的に配置したレイアウト。これなら、焼いた臭いもこもらない。またサロン階の下には、2メートル程度の天井を確保した優雅な3つのベッドルームを設置し、それぞれに専用のシャワールームも完備している。
操舵席にはLEXUSのロゴが。
スペースの広さは圧巻