TikTokでの視聴を想定したムービーのため、映像の「リアルさ」にもこだわった。
「ワタシたちだけの青春Vlog」を手がけた松本花奈監督
「実際に高校生に共感してもらう映像にするには、被写体と撮影者の距離感ができる限り近い方が良いと思ったので、キャストのみんなにiPhoneを渡して、お互いを撮り合ってもらうような形で撮影しました。被写体だけでなく撮影者の声だけが入っていたり、手ブレしていたりと、リアルに高校生のスマホに入っていても違和感のない動画を目指しました」
投稿には180件ものコメントが付き、共感の声も多数寄せられている。
昨今のビジネスカジュアルの浸透やテレワークの影響により、「スーツ離れ」は加速している。はるやま商事は、こうした顧客に寄り添ったプロモーションで、スーツを「新しい挑戦を後押しする」存在にしていきたいという。
「スーツは頻繁に購入するものではないからこそ、高校卒業時に接点をつくることを大切にしています。その後、成人式や就職活動など、成長過程の中で思い出していただけるブランドになりたいです。ゆくゆくはそのお客さまのお子さんにもご利用いただけるように、長期的にコミュニケーションを展開していきます」(神瀬)