1. スケジュール帳を活用する
ビジュアル化は、とても有効な手段だ。スケジュール帳に、打ち合わせなどの予定や、作業項目、納期などを書き込んでおこう。
頭の中にあることは紙に書き写して、自分には休息を与える。するべき事を書き留めておけば、全てを記憶しておく必要がない。毎日スケジュール帳を見ればよい。完了した項目にチェックマークを入れていくと、日々達成感を味わえる。
2. 重要度の低い作業から片付ける
仕事を進めようにも気にかかって仕方のない別の用事などがある場合、先に済ませてしまおう。例えばクローゼットの片付けや、さまざまなパスワードの整理など、不安の種となっている作業が片付けば、すっきりした気持ちで本来の仕事に戻れる。
ただし、数多くの細かな作業を優先させないように。小さな用事を口実に、より大切な仕事を後回しにするべきではない。済ませておきたい簡単な作業をひとつ終わらせて、それから本来の仕事に取り掛かるとよい。
3. 線引きをしっかりする
人生には仕事と私生活の両面がある。仕事では、業務や仕事上の付き合い、キャリア向上に取り組む一方、私生活では家族や友人との関係や、日々の雑用がある。人生には多くの側面があり、全てを完璧にこなすのは難しい。
成功した人になるためには、人生の全ての要素に全力で取り組む必要はない。生活のあらゆる側面がきちんとしていなくとも、きちんとした生活を送っていると実感できる。人生を複数の要素に分けて考え、その中の特定のものにだけ焦点を置けば大丈夫だ。思い通り進められていないことがあったとしても、人生が思い通りになっていないというわけではない。あなたは人間であり、超人ではないのだ。