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2021.12.07 12:30

混迷続くビットコインと「DeFiブーム」を牽引するソラナの勢い

Getty Images


ソラナは来年も上昇期待


暗号通貨市場は、依然としてビットコインの値動きに大きく左右されている。暗号通貨市場で1位のビットコインの時価総額は約1兆ドルで、2位のイーサリアムの時価総額は約5000億ドルで、この2つの通貨が合計で2.2兆ドル規模の市場の半分以上を占めている。
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しかし、NFTの流行や分散型金融(DeFi)への関心の高まりにより、小規模なコインが突出した成長を遂げたため、ビットコインの優位性は昨年に比べて低下している。NFTとDeFiの最大のプラットフォームであるイーサリアムやバイナンスのBNB、ソラナ、カルダノは、ここ数カ月でいずれも3桁の上昇率を記録しており、強気の投資家の中には、今後も上昇が続くと予想している人もいる。

「暗号通貨が未来のお金であることを知っている投資家は、ボラティリティーの高い時期にはエントリーポイントが下がるため、デジタル資産市場に資金を投入し続ける」と、投資顧問会社deVereのCEOのナイジェル・グリーンはコメントした。

グリーンは、昨年の今頃から約10000%の高騰を見せているイーサリアムのライバルであるソラナが、2022年にビットコインとイーサリアムの両方をアウトパフォームすると予想している。
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その理由として彼は、ソラナの「コスト効率の良さ」と、機関投資家の参入が相次ぐ DeFi領域の勢いを指摘した。

編集=上田裕資

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