11月3日には、GAPのダイバーシティプロジェクトの一環として、東京と大阪でポートレート展「This is Me〜Rainbow〜」がスタート。
翌4日からは、羽田空港の「フライトデッキトーキョー」で、およそ100人のセレブを被写体とした写真展「WE ARE THE LOVE」が始まった。羽田空港のSDGsの取り組み「HANEDA ダイバーシティ&インクルージョン」の一環で、「人種、国籍、身体機能を超えた、ダイバーシティの素晴らしさ」を国内外に向けて発信している。
さらに同日からBMWの渋谷ジャック企画「THE iX SHIBUYA WALL JACK」にも作品を提供。多様性の街・渋谷のあちらこちらの壁面を彩っている。さらに12月下旬には、新写真集『We Are The Love』を発売予定だ。
これらすべての企画が、ダイバーシティをテーマとしている。
人種、性別、国籍を越え、愛に満ち溢れた約150名の著名人の写真展「WE ARE THE LOVE」
シンガポール出身のレスリー・キーさんは21歳で来日。現在は東京をベースとしながら、世界を舞台に活躍するフォトグラファーだ。
彼はまた、LGBTQを体現するアーティストのひとりでもある。2019年に、夫であるジョシュア・ヴィンセント・オッグさんと婚約し、翌年9月に渋谷区で同性同士の婚姻関係を認める「パートナーシップ証明書」を取得。渋谷区のパートナーシップ制度をつかった50組目のカップルとなった。同年11月22日(いい夫婦の日)には、ふたりで東京アメリカンクラブでウェディングパーティを開催し、話題となった。
「HANEDA ダイバーシティ&インクルージョン」の会場で、日本のダイバーシティ推進の現状について、考えを聞いた。