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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」

エッジの効いたフェイスは文句なくカッコイイ/アウディA3

アウディA3は、1996年に初めて登場してから、コンパクト高級クラスの有力モデルとしての位置をコツコツと築いてきた。今回、そのシックで洗練されたA3がさらに進化して、よりエッジの効いたシャープな4代目モデルとして、2021年に日本に上陸した。アウディA3はフォルクスワーゲン・グループの車種だから、VWゴルフと同パワートレーンやパーツを採用するけど、外観や室内のクオリティ、走り、高級感すべては、ゴルフよりワンクラス上だ。

しかし、僕の周りの同僚やアウディのファンが、発表前の新型A3の写真を見てスペック表を確認した時は、賛否両論の声が上がった。ルックスは格好良い。でも、新たに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するとはいえ、わずか1リッター3気筒ターボで十分パワーがあるのか、そのエンジンはアウディの高級感にふさわしいのか。もちろん、2Lターボの選択もあるけどね。また、VWグループの最新バーチャルコクピットを採用しているので、スイッチ類が少し使いづらいではないか、と色々なコメントを耳にした。そんなA3を自分の目で確認するために、試乗会に行ってみた。

ハッチバックとセダン

ボディスタイルは、スポーツバック(ハッチバック)とセダンの2種類だけど、僕は1Lターボ仕様の前者に集中して乗ってみた。フロントから見ると、もちろんあの巨大な六角形のグリルと「上がり目」のシャープで薄めのヘッドライトは特徴ではあるけど、全体的に、エッジが効いており、どの部分を見ても無駄はないスタイリングのように感じる。フロントルーフスポイラーは、今までのどのA3のスポイラーより大きいそうだ(旧型の2倍だって!)。リアのデザインはとてもシックだし、ボディを回り込むテールライトはスポーティ。

前から見たA3
後ろから見たA3

残念ながら、エキゾーストパイプはただ見せかけでフェイクだ。本当のエキゾーストは、もっと下の見えないところにある。Dピラー下の出っ張るボディの部分は、アウディ・クワトロにインスパイアされているそうだけど、よく見ると…そうかも知れない。また話によると、AからBピラー下のボディ部分は、なんとランボルギーニ・カウンタックからヒントを受けたそうだ。でも…それはちょっと…見分けられない。

文=ピーターライオン

アウディ
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