同様に、デルタ航空はオネスト・ポーズのランキングでは動物が死ぬ事故が最も多いとされたが、米旅行情報サイト「ザ・ポインツ・ガイ(The Points Guy)」の読者投票では、動物の輸送に最も適した航空会社に選ばれている。ある読者は、デルタのペット輸送に「非常に満足している」とし、夏季にテキサス発ハワイ行きの便を利用した際にはターミナルから飛行機までの間も空調付きの輸送ができたと評価。別の読者は「客室乗務員が離陸前、私たちの犬も搭乗していることを確認してくれた」という。
オネスト・ポーズは、貨物室でのペット輸送で生じ得る問題として、飼い主との分離不安やストレス、けが、呼吸障害、気象条件、聴力損失、脱水症、室温調整、加圧などを挙げている。航空会社は、動物の輸送に関する米農務省の厳しい指針に従わなければならないが、「動物は空輸の目的を理解できず、いきなり暗く恐ろしい空間に数時間も閉じ込められる理由が分からない」とオネスト・ポーズは指摘している。
オネスト・ポーズはアドバイスとして、ペットが座席下に収まらない場合は、ペットシッターを雇うことや、車、プライベートジェット、鉄道、船での移動を提案している。