調査は16日、米国の成人956人を対象に行われた。全般的な許容誤差はプラス・マイナス3.2%。
バイデンの撤収決定に反対と答えた人は37%だった。支持政党別では、民主党支持者のほぼ4人に3人(73%)がバイデンの決定を支持する(反対は14%)一方、共和党支持者で支持すると答えた人は26%にとどまった(反対が62%)。無党派では47%が支持、35%が反対だった。
人種別にみると、白人では賛否が拮抗(支持43%、反対44%)し、ヒスパニック系(支持65%、反対16%)と黒人(支持66%、反対24%)では支持が圧倒的に多かった。
年齢層別では、18〜29歳(支持59%、反対18%)と30〜49歳(支持49%、反対37%)ではバイデンの決定を支持する人が多く、50〜64歳では半々(支持44%、反対45%)、65歳以上では支持する人がやや多い(支持49%、反対43%)という結果になった。
バイデンの仕事ぶりについては、民主党支持者の88%が評価すると答え、共和党支持者でも20%が評価するとした。無党派では評価すると答えた人が44%、評価しないと答えた人が43%と分かれた。
このほか、4年前に比べ暮らし向きが悪くなったと答えた人は33%にのぼり、良くなったと答えた人(20%)を上回った。33%はほぼ同じと回答した。女性では暮らし向きが悪くなったと答えた人が34%と、男性(29%)よりも比率が高かった。
米国が正しい方向に向かっていると思うと答えた人は37%にとどまり、悪い方向に進んでいるとした人は58%に達した。