エピックゲームズは買収に伴い、Sketchfabの一番安い有料プランを無料化し、全ての課金ユーザーをより高機能なプランにアップグレードする。また、マーケットプレイスの手数料を12%に引き下げ、クリエーターの利益を増やすという。エピックゲームズによると、Sketchfabは同社の傘下に入った後も、これまで通り無料でオープンなプラットフォームであり続けるという。
「Sketchfabのテクノロジーと連結した機能は今後も全て利用できるようにし、現在対応しているツールやプラットフォームとの互換性も維持する。この中には、Unityなどのエンジンも含まれる。Sketchfabは、Unreal Engineのチームと密接に協力しながら、引き続き独立したブランドのサービスとして運営していく」とエピックゲームズは述べている。
今回の買収により、Unreal Engineは3Dモデルを顧客に提供できるようになる。顧客にとっては、数百万もの3Dオブジェクトをゲームなどに導入し、よりリッチで、よりリアルで、より多様なコンテンツを制作することが可能になる。
Sketchfabの競合には、3DExportやTurboSquid、Hum3D、CGTraderなどが挙げられる。
Unreal Engineの競合である人気ゲームエンジンのUnityや、アップルやグーグルのような大手がエピックゲームズに対抗し、新たな買収を検討しているとしたら非常に興味深い。